お酒を昔からコレクションしているということであればよくお分かりのことだと思いますが、人気があって希少性が高いお酒にはプレミア価格が付くことがあります。
例えば、最近ではジャパニーズウイスキーの人気が高くなっていて、日本だけでなく世界中のウイスキーコレクターからの需要が急激にアップしています。
人気の銘柄のものは定価の何倍で取引されていて、オークションなどでは数十万円、数百万円もの値がつくこともあります。人気銘柄で、数量限定で発売されたものや、期間限定で生産されたものには、高い確率でプレミア価格が付き、年々その価値が高まっています。
また、すでに終売になっているものや、年代物のウイスキーやワインなどは、超レアなお酒としてビックリするような査定額が付けられることもあるので、早急に手放すことはしないで、複数の買取店に査定をしてもらうことをおすすめします。
ありきたりの銘柄であれば、お店によって買取価格にそれほどの差が出ることはありませんが、希少性が高いお酒になればなるほど、かなりの差が出てしまう可能性も高くなります。
どんなに人気で希少性が高いお酒でも、保管状態が悪かった場合は相場よりも低い値段を付けられてしまうことになります。もちろん、買取に出すときの状態が良いお酒には高値が付くことになります。
お酒を買取に出すときには、瓶などの汚れも査定に影響するので、できるだけキレイにしてから査定をしてもらうように気をつけましょう。化粧箱などがある場合は、箱のホコリなどを払っておくことも大事です。お酒を査定するのも人間なので、見た目も重要なポイントとして抑えておきましょう。
コレクターたちから人気のあるお酒も、高額査定が出やすいです。コレクターに人気があるお酒は、シリアルナンバーが刻印されていたり、中身がないボトルだけでも価値があったりするものも多いので、そのようなお酒をお持ちの場合はかなりの高額査定が期待できます。
ボトルや化粧箱以外にも、クリスタルの替え栓などの付属品が付いているようなお酒も、高額査定が出やすいです。お酒しかない場合と付属品が全部揃っている場合では、倍以上も買取価格が変わることもあります。
付属品を捨ててしまった場合は仕方ないですが、あるのに一緒に査定に出さないのはもったいないので、お酒を査定してもらう前には家中を良く探してからにしましょう。
お酒を高く売るためには、やはり保管方法に気をつける必要があります。お酒は高温になる場所や直射日光に当たるような環境で保管してはいけません。紫外線を当てないで冷暗所で保管することも基本となります。
付属品や化粧箱がある場合は、それらも日焼けや劣化させない工夫が必要になります。
お酒を高く売るには、単品ではなく一度にまとめて査定に出すことも大事になります。買取業者もよほど価値のあるお酒でないと1本だけでは出張買取に対応してもえないケースが多いですが、ある程度の量をまとめることで、遠方からでも家まで査定に来てもらえることもあります。
買取店としてはできるだけ人件費や交通費などの経費はかけたくないと思っていますが、一定数まとって買取させてもらえるとなれば、1本あたりの経費を削減できるため、多少無理してでも対応した方が良いと考えるのです。
飲まないお酒は、一刻も早く買取に出すことも、高額査定を勝ち取るためには大事になります。お酒は未開封であっても徐々に劣化が進んでいきます。ビールや日本酒などの消費期限が設けられているものもあります。
ワインなどは年代物の方が高く売れると思い込んで、敢えて家に保管しているような方も少なくないようですが、しっかり管理できないような方は、今すぐ買取に出すことを推奨します。どうしても近くにお酒専門の買取店がない場合は、宅配買取や出張買取を利用しましょう。