日本酒に限らず、お酒を少しでも高く売りたいなら、できるだけ早いタイミングで買取にだすかが大事になります。
ウイスキーやワインなとど違って、日本酒は糖度が高いこともあって傷みやすく、古い日本酒を買取店に持ち込んでも買取を断られしまう可能性が高いです。一般的に製造から1〜2年の日本酒でないと買取の対象になりません。
長く保管しているとプレミアがつくと勘違いしている方は、今すぐに日本酒を買取に出しましょう。ちなみに日本酒の正しい保管方法は、冷蔵庫などの涼しい場所で瓶を立てておくことです。
見た目も査定に大きく影響するので、ホコリや汚れはキレイに取り去ってから査定に出しましょう。一応外箱もキレイにすることをおすすめします。
日本酒には化粧箱の他にも、購入時に替栓やお猪口などの付属品や説明書などが付いてくることもあるので、それらを一緒に査定に出すことで、買取価格をアップさせることができます。
お酒を自分で飲む方なら邪魔になるので購入してすぐに捨ててしまうケースも多いようですが、残っているなら必ず一緒に持ち込んでください。
日本酒は、生産量が少ない商品に高値が付く場合が多いです。限定品などにも驚くほどの値が付くこともあり、定価の何倍、何十倍の値で取引されているお酒もあります。
そのような日本酒を買取に出すときには、お店選びを特に慎重に行う必要があります。そうでなくても、買取店選びは、お酒を高く売るためには最も大事なポイントであると言えます。
お酒の買取店は日本全国に数えきれないほどありますが、まずは自分の都合に合う買取方法に対応していることを確認しましょう。
お酒を買取してもらう方法には、店頭買取、出張買取、宅配買取の3つの方法があります。
この中で店頭買取と出張買取はどうしても取引できる範囲が限られてしまいます。特に店頭買取は家に近くにあるか、車で行くことができる範囲でないと利用するのは難しいです。
出張買取は、業者によってはかなり広い範囲まで対応しているので、諦めないで確認してみましょう。特にお酒の本数が多い場合は、通常は対応エリア外になっているので喜んで対応してもらえる場合もあります。
少量ずつ買取に出すよりも、一気にまとめて売却するのも、高額査定を勝ち取る秘訣です。
宅配買取なら、離島などに住んでいない限りは日本全国が対応エリアなので、誰でも便利に利用できます。ただし、業者からすれば手間も経費もかかるので、店頭買取や出張買取の方が買取価格が高くなるケースも多いです。
複数の選択肢ができる方は、どの買取方法がお得なのか事前に確認することも、高額査定を引き出すコツと言えます。
日本酒を買取に出す場合は、お店に日本酒を正しく査定できる鑑定士が在籍していることも大きなポイントになります。日本酒は特に製造方法や原料などの価値を決める基準が多いため、正しく査定するにはそれなりのキャリアも必要になります。
お酒専門の買取店でもそれぞれ得意にしているお酒の種類がありますので、事前に確認しておきましょう。
あとは、買取店によっては査定料や出張料、送料、振込手数料などの各種手数料を無料にしているところもあれば、有料にしているところもあります。
手数料無料と謳っていても、途中で取引をキャンセルしたときに、キャンセル料だけは徴収するお店もあります。
宅配買取を利用する場合は、キャンセル料も無料でも、商品を送り返すための送料はかかることがあるので、その点にも注意して取り引きする買取店を慎重に選択してください。