お酒を高く売るポイントの1つは、飲まないお酒はできるだけ早めに買取に出すことです。
基本的にお酒は時間の経過と共に劣化していきます。ウイスキーやワインなど賞味期限の表示がないお酒もありますが、しっかり温度や湿度管理などをして保管していないと、劣化して買取が不可になってしまうこともあります。
その点、どのようなお酒でもギフトとしてもらってすぐに売りに出すと、それなりの値段を付けてもらえる可能性は高くなります。お酒の色が変化したり、お酒の風味が落ちたり、臭いがきつくなったりしたらお酒の劣化のサインです。
ちなみにお酒の保管方法は、種類によって異なります。
ウイスキーだと、直射日光や多湿の場所は避けるようにして、近くに臭いの強いものは置かないようにしてください。瓶は立てたまま保管するのが基本です。
ウイスキーはアルコール度数が高いのが特徴で、菌が繁殖する心配はありませんが、適切な方法で保管しないと劣化が生じてしまいます。
ワインの場合も直射日光を避けるのは同様で、暗い場所に保管して、湿度を70％程度に温度を13〜15度に保つ必要があります。
ワイン好きの人たちがワインセラーを購入するのは、この条件に保管状態を保つことができるからです。
ウイスキーやワインには何十万、何百万円もする高額商品が多く、保険方法を間違うと大きな後悔をしてしまうことにもなりかねません。
日本酒は光が入らない暗い場所で保管して、温度は20度程度を保ち、風通しの悪い場所は避けなくてはいけません。
日本酒は湿度や光の環境次第で変色が起きやすく臭いもきつくなりやすいため、保管には十分な注意が必要です。
お酒の高額買取には、付属品の有無も大きく関係します。
付属品って何？と疑問に思う方もいるかもしれませんが、お酒が入っている箱、お酒の説明書、替え栓など、購入時に一緒に付いてきたもの全てです。
特に高額なお酒を購入するときにはいろいろな付属品が付いてくるので、捨てずにとっておくようにしましょう。
お酒が汚れているよりも、ピカピカの状態で査定に出した方が高額査定が付きやすくなります。どうして長くお酒を保管しておくとホコリが付きやすく、ラベルなどにカビも付着しやすくなります。
ホコリなどの汚れは簡単に落とすことができるので、事前にしっかチェックして、できる範囲でキレイにしてから査定してもらいましょう。
お酒が複数あるなら、できるだけまとめて買取に出した方が高値が付きやすくなります。
お店側は何度も査定をするよりも、まとめてやった方が手間は省け、出張買取をする際にはその都度交通費などの経費がかかるので、まとめ買いはいろいろ意味で業者にとってはお得なのです。
できるだけ高くお酒を売りたいなら、お店選びが大きなポイントになります。
専門の買取店でなくても、お酒を取り扱っているところはありますが、その場合はお酒のことを完璧に理解している鑑定士がいる可能性が低くなるため、価値のあるお酒を安く買取されてしまうことがあります。
お酒専門の買取店でも鑑定員の技量は異なるため、特殊なお酒を買取に出すときにはお店の見極めが重要になります。見極めができないなら、実際に複数店に同じお酒の査定をしてもらいましょう。
鑑定士の対応力も買取額に影響します。対応力が低いと適当な鑑定が行われる可能性が高くなり、良い結果が得られないことになってしまいます。
問い合わせや査定してもらうときに、査定理由などを聞いてみて、答えてくれなかったりきちんとした説明になっていなかったりしたなら、取引をしない方が良いと思います。
買取実績の豊富さも、買取価格に影響を与えます。
実績が豊富なほど専門的な知識も経験も豊富で、正確なお酒の価値を見極められ、適切な買取価格が提示されることになります。