響は日本内外を問わずにジャパニーズウイスキーのファンが増加傾向にあります。需要が拡大していることから、近年では買取価格もアップしています。響はサントリーウイスキーの中でも山崎と並ぶ人気があり、買取としても良い水準で対応の出来る商品です。また響の商品は、数十年前に販売された響のヴィンテージ商品の方が、現在販売されているヴィンテージ商品（響21年など）よりも買取価格が高い場合があります。
その他にも響の商品は、通常のガラスデキャンタの他に、カガミクリスタルデキャンタや有田焼ボトルや九谷焼ボトルなどで製造された商品があります。多くは限定商品となっており、こちらの限定商品は年々買取価格が高騰しております。

響の種類の識別方法と買取価格

響のウイスキーはどの種類の商品も高額ですが、種類ごとに買取価格が異なります。上記の写真のように種類が多く、商品によっては10万円以上の差が出る事もあります。メール査定、ライン査定のご依頼の際はお客様がお持ちの響の画像を頂けますと精度の高い査定が可能となります。電話査定の場合は、お客様側で商品詳細を把握した状態でご連絡頂けますと適正な査定を行うことができます。響のウイスキーのシリーズを確認する方法は大きく3点あります。

1、ラベル記載年代
2、瓶の種類
3、金のマーク

上記3点のいずれかを査定の段階でお教え頂ければ、お客様の響が何のシリーズが大体は分かります。

1、ラベル記載年代

響はラベルの正面に熟成年数の記載があります。ノンヴィンテージ（記載なし）、12年、17年、21年等の商品があり、記載されている熟成年数により商品の識別が行なえます。買取価格は熟成年数により異なり、基本的には記載してある年数が大きい数字の方が高価買取になります。熟成年数の記載がない商品の買取価格は様々です。最も流通量の多い響、限定品、流通年代の古い響などがあります。限定品や流通年代の古い響は買取価格が高額になる場合があります。

2、瓶の種類
響ウイスキーは通常に販売されているガラス瓶以外にも、幾つか瓶の種類が違う商品があります。中には、国内クリスタルメーカー・カガミクリスタルがデキャンタを製造している商品があります。
クリスタルデキャンタで製造された響は全て高級ラインナップ商品もしくは限定商品になっております。

陶器ボトル
その他には、日本の伝統工芸品である、有田焼や九谷焼で製造されたデキャンタがあります。この二つの陶器で出来た響は基本的に高額買取対応商品です。

意匠ボトル
またデキャンタに富士山の絵や鳥の絵など金彩や鮮やかな色彩でプリントされたデキャンタがあります。こちらは意匠ボトルと言われております。この商品は限定商品になりますのでこちらも高額買取での対応になります。

楽器ボトル
響で楽器の形をしたボトルがあります。この楽器の形をしたボトルは製造年が少し古い商品になります。中にはピアノの形をした商品やリラギターの形をした物があります。こちらも流通数が少なく、買取価格も高額です。

3，金のマーク
響ウイスキーは一部ラベル向かって左側に金のマークがプリントされている商品があります。近年販売されている響でこのマークがプリントされている商品はありません。このマークがプリントされている響は、年代の古い響です。年代が古い響は基本的には数万単位での買取を行っています。

響の中で一番買取が高い商品

弊社がお買取を行った響ウイスキーの中で、最も高額であった商品は響35年です。響35年は種類がいくつかありますが、どれも状態に問題が無ければ、数百万円の買取金額が付きます。

付属品について

付属品につきまして、響の商品はウイスキーの中でも人気があり、箱が無いと減額になる商品が多くあります。通常ラインナップ商品であれば1,000円前後の減額ですが、響の限定商品になりますと数万単位で減額になる事もあります。

減額対象について

減額対象について、響の商品は白いラベルを使用している事が多く、年数が経過するにつれ、汚れている商品をよく目にします。多少であれば問題ありませんが、ダメージが多い場合は減額対象になります。

また年代の古い響については、稀に未開封であるのにもかかわらず、本来のお酒の内容量より減っている商品を目にします。その場合も減額対象となります。

創業者の鳥井信治郎から築き上げられてきた製法や、磨き上げられてきた香味がこの一本に凝縮されている高級ブレンデッドウイスキーです。この『響』はサントリーの素晴らしい原酒たちが最高の形で混ざり合っており、美しく響き合ったまさにジャパニーズブレンデッドの誇りとも言える、素晴らしい香りが楽しめる商品です。
響を作り上げるうえでのコンセプトは「日本の四季」「日本人の感受性」「日本の持つ匠の技」の3つであり、これらを結集させた自身のウイスキーを作ることでした。そのため、熟成年数にこだわるということをせず、これまでのサントリーのウイスキーづくりの歴史で経験し培ってきた知識と技術をつぎ込んで作られた逸品です。

響ジャパニーズハーモニー
響ジャパニーズハーモニーは、熟成の年数へのこだわりから離れ、洗練されたサントリーの技術・原酒を使い、造られたウイスキーです。

響12年
響12年は名前の通り、12年以上経過したモルト原酒の中で良いものを選び、そのモルト原酒に合う12年以上経過した円熟グレーン原酒をブレンドしたものです。こちらは現在、販売を終了しております。その為買取価格は高騰中です。

響17年
響17年はSWSCやIWSCなど、数々のウイスキーのコンペティションで金賞を受賞しているウイスキーです。ブレンドのみならず後熟にも時間をかけているため、とても深い味わいとなっています。17年の商品は色々種類がありそれぞれ買取価格は異なります。2018年休売後、買取価格が高騰しています。

響ブレンダーズチョイス
響ブレンダーズチョイスは、響17年が休売後に、飲食店や業務店向けに販売されたウイスキーです。他の響と比べるとプレミアム価格があまり付いていない商品です。

響ブロッサムハーモニー
響ブロッサムハーモニーは2021年5月に数量限定で山崎2021年リミテッドエディションと一緒に販売された商品です。響では初めて桜樽を使用した珍しい商品です。

響21年
響21年はISCで3年連続で最高賞のトロフィーを受賞したウイスキーです。酒齢21年以上が経過したモルトと知多グレーンをブレンドしたもので、ウイスキーへの考え方が変わってしまう方もいるほど、その出来は素晴らしいものです。

響30年
響30年は数々のコンペティションで賞を受賞したウイスキーです。酒齢30年以上のグレーン・モルト原酒を厳選し、数種類ブレンドした貴重なウイスキーです。1年に2000本（現在は非公開）しか生産されず、ジャパニーズウイスキー最高峰の一つと言えるでしょう。現在はプレミアム価格での買取商品になります。

響35年
響の長期熟成の限定商品になります。小売り価格が100万円を超えるウイスキーです。発売後、ジャパニーズウイスキーブームになり、今では信じられない価格で買取の出来る商品になっております。

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